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アースオーブン「ねこ丸」

8月11日
コンクリートブロックと土(赤土+砂+消石灰+水)と石板で作った基礎の上に砂で窯の型を作る。
直径;800mm。 高さ;450mm。 扉;450mm x 350mm 木製。

8月12日
砂型に新聞紙を貼る。
窯本体1層目(蓄熱層)の土を型に貼り付ける。赤土+砂+消石灰+水。厚さ=80〜100mm

1層目完了。

8月16日
稲藁を刻む。

8月16日
窯本体2層目(断熱層)を1層目の上に塗る。赤土+砂+消石灰+水+稲藁。厚さ=100mm

8月19日
2層目完了。

8月19日
砂型の砂を掘り出す。

8月20日
3層目(化粧)を塗る。「ねこ丸」と命名。1週間ほど乾燥させる。
赤土;400リットル,砂;400リットル
消石灰;40kg

8月26日
最初の火入れ。ひび割れを修理しながら時間をかけて窯を焼く。
煙突が無いので、焚き口の下部から空気が入り、煙は天井を伝って焚き口の上部から出てくる。

8月29日
思ったより早く煤切れしたので、ケーキミクスでクッキーを作って焼いてみた。10分少々で焼けたけれど下火が強すぎた。
煤切れ; 窯の中で火を焚くと窯の内側に煤が付いて黒くなるが、窯の温度が高くなると煤は燃えてなくなる。その時の内壁の温度は600℃、窯の温度は200℃以上だそうだ。

9月1日
パンを焼いた。窯の準備と発酵時間がうまく合わず少しだれた。粉;500g

アースオーブンの使い方

  1. 窯の中で薪を焚く。2〜3時間で煤切れする。もう少し焚き続けて窯をしっかり暖める。上火
  2. 炎がおさまれば、おき火を床一面に広げて床面を暖める。下火
  3. ピザを焼くときは
    おき火を隅に寄せ、床面を濡れモップで拭く。ピザを直接床に置いて焼く。下火が強過ぎるときは鉄板を使う。まだ強ければ台付き鉄板を使う。温度が下がってしまったら、少し火を焚く。
  4. パンを焼くときは
    おき火と灰を掻き出し、床面を濡れモップで拭く。パンを直接床に置いて焼く。下火が熱過ぎるときは鉄板を使う。まだ強ければ台付き鉄板を使う。上火が強過ぎれば、20〜30分冷ます。
  5. クッキーやパウンドケーキはパンを焼いた後の余熱で焼く。
  6. 焼き終わったら、次回に使う薪を窯に入れて乾燥させておく。
  

窯の温度の測り方
ホットケーキミクスを水で練って焼いてみる。写真は7分後の焼け具合。
上火は少し強い程度。下火は強過ぎる。
水で濡らしたモップで床を拭いて温度を下げる。

 

参考

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